ご挨拶

我が国の平均寿命は世界有数の長さを誇り、高齢者人口が増え続けています。しかし、長寿で健康な人の数の増加と共に、病気や寝たきりの人も増え、医療費の増加が国の財政を圧迫しています。このため、健康で長寿である期間、いわゆる「健康寿命の延伸」や病気の予防対策が急務となっています。

病気の予防法を論じるとき、その方法は安全なものである必要が有ります。色々な疫学調査や研究によって、運動や食事、休養などがその基本となる事がわかっています。とりわけ食事は疾病予防の観点から、その摂取量、内容、含まれる食品因 子などが重要です。

2009年より機能性を持った農作物の開発やその機序の解明などを目的としたアグロ・メディカル・イニシアチブ(AMI)という任意団体を結成し、幅広い分野の研究者の協力の下で種々の活動をしてきました。その中で、農林水産省からの多額の 研究費によって、人における科学的根拠を持った、健康維持に有用な農作物、いわゆる「機能性農作物」を作る事に成功しています。これらは最近認められるようになってきた食品の機能性表示をすることによって、その付加価値をつけています。

このような活動をさらに組織的、かつ強固なものにするため、医学、農学だけでなく薬学、工学などの多くの分野の研究者の協力の下に、流通までも含めたアグロメディカルフーズ研究のための拠点、アグロメディカルフーズ(AMF)研究機構を起ち上げました。ここでは食品の持つ機能性の科学的根拠の証明、機能性の高い農作物の栽培体系の確立、その加工技術による機能性向上、さらには消費者への流通や知財獲得の協力などを中心に、包括的な農作物や水産物の巨大研究拠点を目指しています。

疾病予防の手段には、あくまでも人での安全性が求められます。食経験のある、安全な農作物や水産物の摂取による健康寿命の延伸を目的としたAMF研究機構への多大なるご協力をお願いします。


代表理事  吉川敏一  

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